年末調整をアウトソーシング(外部委託)するメリット・デメリット/いしわ社会保険労務士事務所(東京都、神奈川/埼玉、千葉)

いしわ社会保険労務士事務所(東京都、神奈川/埼玉、千葉)|年末調整をアウトソーシング(外部委託)するメリット・デメリット

年末調整をアウトソーシング(外部委託)するメリット・デメリット

年末調整とは各企業が納税者の所得税過不足を調整することをいいます。企業は従業員に支払った給料から源泉徴収し所得税などの年間総額を納めます。しかしながらその総額は従業員が納める年間税額とほとんど一致しません。なぜなら源泉徴収は1年間で給料の変動がないということが前提としているからです。そのため年末調整の担当者は通常よりも多くの申告や証明書を取り扱わなければならず、更にそのデータ処理は非常に大きな手間となるのです。
そこで現在需要が高まっているのが年末調整を外部に依頼することで、いわゆるアウトソーシングというものになります。

年末調整をアウトソーシングすることで発生するメリットは申請書のチェックやデータの作成を企業内でおこなわなくてもよいということでしょう。年末調整に必要な申請書は扶養控除・保険料控除・配偶者特別控除・住宅取得控除など多岐にわたります。この内容をチェックし、不備があった場合は企業担当者に確認がおこなわれるので、ミスが発生する確率を低くすることができます。

申請書のチェックを終えたら、年末調査データを作成し企業の給料システムへの反映データや源泉徴収票の作成、また税務署や市区町村への提出も代理でおこなってくれる場合もあります。このような手間が省けるため残業代の減少になり、ひいてはコスト削減にもつながります。また年末調整を担当てしていた社員の負担が軽減されることもメリットとして挙げられます。

ただしデメリットが発生する可能性もあります。それは依頼した企業が就業規則を変更するときです。就業規則を変更すると追加費用が発生してしまうため注意が必要です。しかしながらデメリットを考えてもメリットの方が魅力的ですので一度検討してみてはいかがでしょうか。


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