所定労働時間の計算方法/いしわ社会保険労務士事務所(東京都、神奈川/埼玉、千葉)

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所定労働時間の計算方法

~月平均労働時間の計算方法と残業代との関連について~
実は、ひと月当たりの平均労働時間が何時間かによって、発生する残業代が異なることをご存知でしょうか。その仕組みを知るためには、まず月平均労働時間を計算する必要があります。月平均労働時間を算出するためには、まず年間所定労働時間を算出する必要があります。計算式は以下の通りです。

■年間所定労働時間:(365日-年間休日合計日数)×1日の所定労働時間

そして、月平均所定労働時間は年間所定労働時間を12ヶ月で割ることで算出できます。
ちなみに、残業代の計算式は以下の通りです。

■残業代=基準内賃金÷月平均所定労働時間×割増率×時間外労働時間数

その他の条件が同じであると仮定した場合、月平均所定労働時間が多い方が1時間あたりの残業代が安くなることになります。

~所定労働時間の設定について~
所定労働時間は、法定労働時間内であれば企業が自由に設定する事が出来ます。但し、短い所定労働時間を設定したとしても、業務内容的にその時間内で終わらせることが不可能であれば、運用上支障をきたす恐れがあります。大切なことは業務実態にあった労働時間を設定することです。

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